合格率が何倍もアップする!長期インターン志望動機の正しい書き方とは?
1長期インターンの選考の方法は、大きく分けて「面接」と「エントリーシート」の2種類存在します。面接は直接会って企業の採用像にマッチするか確認するのに対し、エントリーシートは基本Web上での提出となります。
エントリーシートで聞かれることは企業によって様々ですが、「なぜこの企業に応募したのか?」という志望動機が多く聞かれます。
では、志望動機で企業の人はどのようなポイントを見ているのでしょうか?また、どのように文章を書き進めるべきなのでしょうか?
本記事では、志望動機で書くべきポイントから、実際に合格率が上がる志望動機例をお伝えします。今後長期インターンに応募しようと考えている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
企業の方が志望動機を聞く理由
まずは、なぜ企業の方が長期インターンの志望動機を聞くのか考えてみましょう。
人気のある長期インターン案件には、多い月で30件以上の応募が来ることがあります。
ベンチャー企業だと、他の業務と並行して採用活動を行う担当者が多いため、応募した学生全員と会うことができない場合があります。そのため、エントリーシートの志望動機をみて興味が湧いた学生を優先的に面接したいと考えます。
また採用担当者は、自社で活躍してくれる長期インターン生を採用したいと考えています。志望動機では、長期インターンを始めたい理由やなぜ自社に応募したのか、またその人の人間性や文章力などを総合的に見ることができます。
志望動機をもとに学生の人物像を想像することで自社の採用像にマッチするかどうか判断できるため、志望動機は長期インターン採用における重要な役割を果たします。
志望動機のポイント
ここからは志望動機を書く上で気をつけたいポイントを見ていきましょう。
自分の強みを強調し、長所をアピールしよう
企業の方はアルバイトなどの経験自体にはあまり興味がありません。経験の成果自体をアピールするのではなく、成果を通じて自分の長所をアピールするようにしましょう。
また、タイトルをつける、もしくは強みの部分に「」をつけて強調させよう。
例)
私は「常にどうすれば現状をよくできるのかを考える」人間です。その力を発揮して、アルバイトをしていた飲食店の売上を40%以上伸ばした経験があります。
自分がこれまでに行った工夫をできるだけ詳しく伝えよう
成果をあげるために行った工夫をできるだけ詳しく伝えよう。詳しく伝えるほど、あなたが仕事に取り組む姿を採用担当にイメージしやすくなり、魅力的なアピールになります。
例)
そこで私は以下の戦略を考えました。具体的には、
1.競合店に奪われている女性客を取り戻すための「女子会」コースの新設
2.競合店が力を入れていないデザート・スイーツメニューの充実
3.web経由の新規顧客を増やすためのSEO戦略の実行
を店長に提案し、実行しました。
自分の経験を仕事に結びつけよう
経験を通じて何を学び、それを仕事にどう活かすのか触れるようにしましょう。あなたが活躍する姿を採用担当がイメージしやすくなります。
例)
問題点と向き合い、解決策を考え抜くことで、状況を改善できると学びました。貴社においても、営業として常にお客様の課題と向き合い、解決策を提案していきたいです。
エンジニア職では、開発実績などがある方は積極的にアピールしよう
これまで授業やインターンなどを通して何を学び、身につけてきたのかアピールしましょう。あなたが活躍する姿を採用担当がイメージしやすくなります。
例)
【経験環境・保有スキル】
OS:Linux、Windows Server 2012/2008/2003
言語:PHP、JAVA、Visual Basic、HTML
DB:Oracle 10g、MySQL、PostgreSQL
その他ミドルウェア、サーバなど:Apache、IIS
志望動機例
実際に上記のポイントをまとめた志望動機例です。
今後長期インターンの志望動機を書くときにぜひ参考にしてください。
【ビジネス職自己PR例】
私は「常にどうすれば現状をよくできるのかを考える」人間です。その力を発揮して、アルバイトをしていた飲食店の売上を40%以上伸ばした経験があります。アルバイトをしていた飲食店の売上が、近くに出現した競合店に顧客を奪われたため、激減(30%以上減)していました。所属する組織に少しでも貢献したいと考え、どうすれば売上を戻せるかを社員の方と考えました。そこで私は競合店のメニュー・価格・内装・顧客層・顧客へのアンケート結果を実施し、
①女性客が多く奪われていたこと
②競合店にはデザートがないこと
③インターネットからの予約が多いこと
がアンケートなどからわかりました。そこで私は以下の戦略を考えました。具体的には、
1.競合店に奪われている女性客を取り戻すための「女子会」コースの新設
2.競合店が力を入れていないデザート・スイーツメニューの充実
3.web経由の新規顧客を増やすためのSEO戦略の実行
を店長に提案し、実行しました。その結果、3ヶ月後には客足が戻り、以前の売上を達成することができました。さらに以前よりも売上を上げることができ、店長からバイトリーダーに指名されました。問題点と向き合い、解決策を考え抜くことで、状況を改善できると学びました。貴社においても、営業として常にお客様の課題と向き合い、解決策を提案していきたいです。
【エンジニア職自己PR例】
私の強みは『問題解決能力』です。以前のインターン先で部署内や会社全体の問題を把握し、それをシステム面でどう解決できるかを常に検討、実施していました。そのために、業務中のやりとりのみならず、休憩時間や終業後などの会話のなかで、他の社員の意見をできるだけ聞くように心掛けていました。
例えば、社内のパソコン講習の実施、グループウェアの導入などについては、まずは社員の小さな声を拾い、アンケートなどで社内調査を実施したうえで現状の問題点を把握し、予算面を含めた解決策を検討・提案して、実現できました。このような問題発見、現状の把握、解決策の検討、実施の流れを得意とするので、将来的にはシステム面からのサポートだけでなく、システムが扱う業務の数字そのものに対しての分析を担える人材になりたいと考えています。
【システム開発の実績】
・社内グループウェアの導入
社内で、同じデータを複数人数で作成していることが発覚したため、データ共有、施設などの共有も含め、グループウェアの導入を提案し、採用されました。これにより、データの重複作成などの無駄な作業をなくしただけでなく、スケジュール、掲示板、設備予約なども社内全員がスムーズに利用することが可能となりました。人の動きが見えるようになったことで、社員から「部署間の『壁』が少しずつ取り払われるようになったと感じる」との声もあり、他業務でのシステム活用にもつながっています。
・POSシステム構築
店頭の在庫、売上をリアルタイムで閲覧可能にするため、自社ブランドタグ・バーコードをスキャンし、データをアプリ経由で自社Webサーバへ転送するPOSレジ的なシステムを開発しました。開発プロジェクトは、外部も含め6人体制で、半年間に渡り、技術的サポート、ベンダーと自社間のシステム概要説明も担当しました。
【経験環境・保有スキル】
OS:Linux、Windows Server 2012/2008/2003
言語:PHP、JAVA、Visual Basic、HTML
DB:Oracle 10g、MySQL、PostgreSQL
その他ミドルウェア、サーバなど:Apache、IIS
志望動機はしっかり書こう
今回は、長期インターンの志望動機について解説しました。
志望動機は、面接へ進むための唯一かつ最重要なステップです。
ぜひ本記事での志望動機の書き方や例を参考にして長期インターン採用を勝ち取ってくださいね。
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