マインドセットが人生を変える。韓国からの留学生が受けた2度のショック

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マインドセットが人生を変える。韓国からの留学生が受けた2度のショック

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JobShot編集部がユニークな経歴を持つ優秀な慶應生にインタビューし、彼らのキャリアに対する考え方や将来へのビジョンを暴いていく「慶應生のキャリア観」シリーズ。

今回は商学部2年生、OVAL JAPAN(ビジコン運営団体)の副代表を担いつつ、長期インターンをしている韓国人留学生のイヒョンスンさんにインタビューしてみました。

 

日本へ留学するきっかけは「国際的な関係構築」

ー まずは自己紹介をお願いします。
慶應商学部2年に所属しています、韓国人留学生のイヒョンスンと申します。
現在、学業以外に長期インターンとOVAL JAPANという国際ビジコンを企画・運営をしている学生団体の副代表をしています。今年の9月からはカナダのUBCへ交換留学をします。

 

 

ー 留学生として日本にきた理由は何ですか?
実は韓国人の父が日本で観光関係の会社を立ち上げていて昔から日本と近い関係にあったんです。そこで将来的に私も日本で父の会社を手伝いたいと思い、留学を決めました。留学といっても日本が最初の国ではなかったんです(笑)
最初の留学先はニュージーランドで、中学2年から現地の学校を通って、卒業後にオークランド大学に進学しました。

 

 

ー ニュージーランドではどんな学生生活をおくってたんですか?
もうそれは。言いたくないほど遊んで遊んで遊びまくってました(笑)日本のGPAに当たる成績なんて0.5くらいで、ほんとに散々でした(笑)
その時、親ともちゃんと話してもう一度本当にやりたいこと、自分が今やるべきことを考えたんです。その後1年と9カ月間くらい兵役に行って、その間も考え尽くして、自分のすべきことがわかりました。

 

 

ー それはどういうものですか?
はい。初心に戻って、日本で父の会社の手伝いをして、当時、悪化していた日韓関係を観光という産業からより良い関係を構築したいというものでした。
今もお世辞でも良いとは言えない関係ですけど、政治的にダメなら一般の人が相互的に関係構築することで改善できると思ってます。

 

 

ー なるほど。一般人である私たちから行動していくことで国同士の関係を構築していく。素晴らしいですね!それで日本に留学を決めたんですね
はい。そこで日本の大学を調べました。
観光学部があるのが立教大学だったので第一志望にしました。留学経験もあり、選考に通ると思っていたのですが、結果は不合格。その時に残り7つ合格していたうちの1つが慶應大学だったんです(笑)

つまり、受験はしていたけど、慶應大学をほとんど知らなかったんです。
あと。恥ずかしい話、高校時代の彼女が日本人で日本がさらに大好きになってたんです(笑)

 

慶応大学に入学して受けたショック

ー もうそれは運命ですね。慶應大学に入ってから心境の変化や環境はありましたか?
一言で言うと。いい意味でショックでした。
元々、日本人のイメージは保守的でオープンマインドとはかけ離れた性格をしているものだと思ってました。しかし、慶應大学の寮に入寮した際には、図書館オタクのM君の熱弁や、入学前からインターンを始めているN君のオープンな性格にびっくりしました。

その時感じたのは、「19歳20歳の僕はいったい何をしていたんだろう」っていう後悔とショックでした。

 

 

ー 人との出会いって本当に大切ですよね。サークルなどの活動はしていたんですか?
はい。サークル(団体)には日中韓の大学生のビジネスコンテストを主催しているOVAL.JAPAN (Our Vision for Asian Leadership)に入りました。でも、1年の学生生活の中心は勉強でした。
ニュージーランドで全く勉強してこなかったのを後悔していましたし、先ずは親を安心させるためにも必死こいてやりました。(笑)
その結果、いい成績を取れたんですけど・・・自分の中に何も残らなかったんです。

 

 

ー なるほど。親の為を思って必死に勉強したはいいものの、自分の中で納得できなかったわけですね。
そうなんです。だからここでまたマインドセットが起こり、「学校の勉強だけがすべてじゃない。自分が本当にしたいことは何なのか?」を考えたんです。
そんな時、N君もやっていた長期のインターンと現副代表を務めるOVAL JAPANに目を付けたんです。

 

OVALの中国大会で2度目のショックを受けた

ー 素晴らしいですね。どんな時も一度立ち止まって振り返りマインドセットすることは大切だと私も思います。そこで特にどんなことをしたのですか?
はい。OVALでは主にビジネスコンテストを日中韓の大学生主体で行いました。
去年の中国大会で私はまた、ショックを受けました。

 

 

ー どんなことですか?
大会中、ホテルに帰りエレベーターに乗った時、ある中国人の小さな子が英語で話しかけてきたんです。
それまで中国の印象は大人でも英語はあまり話せず、政治的中心である北京の街に出てもそこまで英語が使われている印象は無かったのに中国の子供たちだけは英語が流暢に話せたんです。
私もニュージーランドに行っていた経験もあったのでそこそこ話せましたが、私にも分かるほど慣れていたんです。

 

 

ー 刺激的な体験だったんですね。大会はどうでしたか?
はい。大会は成功したのですが、大会中にも大きなショックがありました。
元々、私の印象として中国の人は自分の意見ばかりを言い、保守的なのではないか?と思っていたのですが、実際は真逆。とってもオープンマインドで積極的に日韓の意見を取り入れ、意見をまとめていたのです。

その時、「将来この人たちとなら私の夢をかなえることができるかもしれない。一緒にビジネスできるかもしれない。いや、したい!」と思いました。
つまり、この人たちなら日中韓の関係構築をできるかもしれない。と思ったんです。

 

長期インターンで留学生が成長できる環境作りを

ー なるほど。私たちが思っている勝手な思い込みは必ずしも正しくないということですね。そこから日本ではインターンを始めたとお聞きしたのですが理由は何ですか?
はい。OVALや海外への渡航、など多くの刺激を受けたこともあり、やっと日本で自分が今何をしたいのか見つめなおすことができました。
それは、私もそうであったように、「人のマインドセットは人によって起こされる」「人と人との繋がりが最も大切である」というものです。

そこで、友人の紹介もあり、HR関係の会社で長期のインターンを始めました。主に留学生が経験を積むための環境作りを行いました。
その経験も自己成長に繋がると思いました。

 

 

ー 素晴らしいですね。一般的に大学生はバイトをしていますが、インターンの有用性って何だと思いますか?
少し難しいですね。でも長期インターンとバイトの違いって「ルーティーンか非ルーティーンか」だと思います。バイトはお金を稼ぐため(必ずしもそうとは言えませんが)に限られたことをやる。インターンは経験と知識、(お金)を得るためにやる。
一石二鳥なのがバイト。一石三鳥、四鳥にもなりうるのがインターンですね。

もし、将来会社に勤めたいなら長期のインターンをやるのがいいと思います。理由は例えば、インターン会社の事務作業でも会社の中で何の為にどういう理由で作業を行うのかを考える機会があるからです。
つまり、バイトと同じルーティーン作業があったとしてもそれは有用的な作業であるのです。その環境にいることが経験と知識につながるのです。

ただ、本当にブラック労働をさせたいがゆえに名目上インターンとうたっている会社もあるので気を付けてくださいね。

 

 

ー 有用的なルーティーン。新たな発見です!インターンを行う上で心に留めていることはありますか?
はい。それは自分がどれだけ主体的になれるかだと思います。
どんな場でも自分の意見を言えたりオープンマインドになったりすることは人との出会い、関係を構築するうえで大切なことだと思います!

 

 

ー 最後に新1年生に伝えたいことはありますか?
私がそうであるように国籍や親の方針で自分の人生を決めたり固定観念を持ったりするのではなく、本当に自分がやりたいことをやってほしいです!
それが今わからない。それでもいいんです。そんな時は、オープンにして色んな人に刺激をもらいに行ってください。必ずマインドセットは起こります!

人生1度きり。人の目ばかり気にせず、最高の大学生活を送ってくださいね!

 

 

ー 本日はありがとうございました!
ありがとうございました!


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